あなたの思考は0か100ではないですか？
問題が起きた。客観的に見て、原因はあなたにある時、その時、あなたは怒られたり責められます。泣かれたりするかもしれません。（自分のことしか考えず、自分のことだけ見ていたから問題が起きたのかもですが、それはまた今度にします。）
自分のことしか考えず、自分のことしか見ていないあなたは0か100になります。
自分は怒られている。自分は責められている。自分は周りから責められている。周りは自分を責めてくる。この問題は自分を責めることだ。責められている自分、怒られている自分。自分は罪があるから一生楽しむこともしてはいけない謝罪を続けて償いつづけて薄暗い中で生きていかなきゃいけないことになる。自分は怒られて責められ続ける人生をおくることになる。自分は価値がないということになる。自分に価値がない。自分の存在は消えたほうがいい。自分の存在意義を揺るがす問題だ。この罪を抱えることは自分の存在が危ない。この問題は自分の人生を殺しにかかってくることだとなります。
自分のことしか考えていない時にこの問題を抱えると、問題＝俺が悪い＝俺に死ねってことかみたいな極端なことになります。
辛いですね。こんな辛いものは抱えていたくありません。
はい、逃げます。
こんな辛い問題は右端にでも追いやって、自分は左端に逃げていきます。ざっくりと自分を責めるもの、自分に消えろと言ってくるものというモヤ〜っとした大きな黒い塊みたいな存在にして、そこに背を向けます。
問題＝俺が悪い＝死、の反対側、
問題＝俺は悪くない＝生、に逃げてきました。
俺は悪くない。あなたにも原因があったからこういうことが起きたんじゃないか。環境のせいだ。俺は悪くない。俺に責任はない。
あっちは辛すぎました。もう逃げてきてますから、むこうのことについては知りたくありませんし、関わりたくありません。見ようとも知ろうとも思いません。詳しく知ってどうするの？罪が増えて行くだけでしょ。責任が重くなるだけでしょ。責任をとらなきゃいけないことが増えるということは罪が重くなるってことでしょ。日常生活を送るためにはこうするしかないじゃないか。何もわかってない？何も考えてない？無責任？わかってるよ。ちゃんとわかってる。あっちに黒い塊があるのはわかってる。俺が悪いって言いたいんでしょ。問題の責任をとれって、俺が悪いということで、一生楽しみもなく生きろってことだよね、俺に死ねってことか。
俺は悪くないの左側は0で、俺が悪いの右側は100という感じです。
自分、自分、自分、自分、自分、ですね。
相手のことどこかで考えましたか？
問題の被害にあった人のことどこかで考えましたか？
その問題を解決するために、どうしましたか？今後どうしたらいいか考えましたか？今後繰り返さないためにどうしたらいいか考えましたか？
あなたの思う、0も、100も望んでないです。
右でも左でもなく、真ん中の50のところで、起きた出来事起こした出来事をちゃんと見てください。
責任はあります。でもそこの問題に至るまでにあなた以外の責任もあったでしょう。誰かではなく、育ってきた環境や時代や脳の構造のためかもしれません。あなたについてはこれくらいでいいです。いつまでも自分だけ見るのはやめてください。やることやってください。
問題は起きました。ちゃんとその場所に立ってください。そして、問題による被害と、解決に対して力を尽くしてください。
それはどんな問題ですか？それによりどんなことが起きましたか？どんなことが、どんな原因で、どんな被害が出ましたか？それが起きたことで起きる今後の出来事はどういうことですか？どんな気持ちになってる人がいますか？その人にあなたが何をしてあげられますか？
同じことを繰り返してほしくありません。問題が起きた理由を考えてください。それはどうすれば繰り返さないか考えてください。自分だけではムリなら人に助言をもらってください、その解決策があなたにはできないことなら、あなたにはむりなのかもしれません。この問題が起きるようなことに関わるのをやめてください。
あなたは0か100の場所しかないと思ってます。
100に戻って、罪人の立場なので、俺には何の選択権もありません、じゃあ罪を償うために何をしたらいいですか？じゃあ何か捧げればいいですか？一生笑わないで生きていけばいいですか？死ねばいいですか？みたいなマインドでくるか、
0の場所から、あなたに何が起きたかあなたがどうなろうが興味ないし知りたくないし関係ない。だって、これについて知るのは100の罪が重くなる。これについて考えるのは100に戻ることになる。いつまで言ってるの？またその話し？問題について考えろ、相手のことを考えろって、何それ俺に一生尽くして生きろってこと？死ねってこと？みたいなマインドでくる。
何その2択。バカか。
50の場所で、ちゃんと起きたこと、起こしたことを見るために足を踏ん張って立っててください。
今や未来に周りに人にどんな影響が出るかも考えて、自分を責めて価値がないと思う気持ちと、自分に責任はない逃げたいの気持ちも両方感じて、辛いけど踏ん張って、その場所から冷静に、やるべきことを周りのことを考えて、行動してください。いつまでも自分の痛みだけ見て、人に言われて罪人になったり、人に言われなければ逃亡者になったり、そんなことを繰り返すダサい人でいるのはやめてください。解決や被害に合った人のことを自ら考えて行動する。求められてるものと違うなら擦り合わせをしていく。
責任を取るってそういうことです。
誠実ってそういうことです。
