なぜ心が傷つくか。
誰かに何か言われて、その言葉で傷つく。
それは、あなたがその言葉ですでに自分に傷をつけているから。
「デブ」って言われたとする。
自分は太ってない、と信じてる人、心から思ってる人は、(この人なんか、わけわかんないこと言ってるな)って思うだけ。
心は痛まない。
その言葉は入り込んでこない。
しみてこない。
もしも、『自分は太ってる、醜い』って思っていたら、「デブ」って言葉にダメージを受けてしまう。
相手の言葉で傷つくのではなく、自分に自分が傷をつけるから、相手の言葉が、傷口に塩をぬるみたいになるの。
相手の言葉はお塩です。
傷は自分がつけたもの。
自分に傷をつけられるのは自分だけ。
傷もないところに塩を塗っても、パラパラーって落ちていくだけ。
塩を塗りたくっても、ジャリジャリーってするだけ。
でも傷だらけだったら?
かさぶたにもなってなくて、ジュクジュクしてたら?
そこにお塩は、痛いねぇ。
何度もさ、何度も人に言われると、だんだん(そうかな…私ってそう見えるのか、そういう人間なのか)って思ったりするよね。
刷り込みというか、親とか、友達とか、誰かに頻繁に言われたりしたら、信じちゃうよね。
もしくは、たまたま言われたとしても、ショック受けて、えっそうなのかなって信じちゃうことあると思う。
だから、自分が自分に傷をつけない、自分に傷をつけるられるのは自分だけってわかってないと、無意識で人の言葉を元にして、自分を傷つけてるかもしれない。
『誰かの言葉に傷ついた』
よく聞く言葉だけど、相手の言葉は私を傷つけられない。
それをどう受け止めるか、で私は私を守れる。
言葉とは距離を置こう。
誰かが誰かの都合で、まるで真実のようにあなたに放った言葉を、あなたはすべて受け止めなくていい。
今は、SNSとかもたくさんある。
言われた、だけじゃなく、書かれた、もたくさんある。
言葉とは距離を置くこと。
自分は自分。
人は人。